発売日に買ったまま積んでた本作『ANNO:MUTATIONEM(アノー:ミューテーショネム)』をようやくトロコンまで遊びました。
というわけで簡単にレビューしていきます。
『ANNO:MUTATIONEM』評価
75/100
- 2Dと3Dが融合したサイバーパンクな世界観
- 戦闘システムは2D(横スクロール)、探索は3D
- 2Dパートと3Dパートはシームレスで切り替わる
- ピクセルアートグラフィックでキャラクターを表現
- インタラクトが多く世界観の補填に
- 逆に言うとストーリーだけではイマイチわかりづらい
- 主人公アンの声優(廣川裕希さん)の声好き
プレイ時間:約20~25時間
一言感想
”2D戦闘×3D探索×ピクセルアート×サイバーパンクという他ゲームでは味わえない世界観を持つ面白く魅力的で珍しいタイトル”
初めて見たビジュアルだけで購入が決定したタイトル。
ピクセルアートキャラとサイバーパンク世界観の組み合わせはさすがに買わざるを得ないでしょ…。世界観とビジュアルが楽しめただけで買ってよかったです。
近未来感とレトロ感の融合最高。
体の一部を機械化した人最高。
変な日本語の看板最高。
アクション部分もそこそこ爽快(軽&重攻撃、射撃、ガード、パリィ、回避など)。ボス戦は2Dアクションにしては色々工夫されていて楽しかったです。
いくつかの収集要素、簡単な成長要素、探索部分なんかもインディーズにしてはなかなか頑張っていると思います。
ストーリーはまあまあ理解できてないけど良しとしましょう。それより気になるのが「まだ謎が残ってるよね?」って部分。
というとマイナスに聞こえると思うけど、ストーリーやシステム周りが破綻しているわけではないのでそこまでネガティブではないですよ!
「まだまだ詰め込みたい部分が多くあったんだろうな」と感じる部分がわりとある印象ですね。続編とかスピンオフは出そうな雰囲気。
管理人としては発売されれば迷わず買う候補に入れるので開発メーカー様どうぞよろしくお願いします。
アンの姉ナカムラのバーでバーテンダーの手伝い(ミニゲーム)もあり。
「サイバーパンク+バーテンダーとかVA-11 Hall-A(ヴァルハラ)みたいやなぁ」なんて思ってたらまさかのジルさん登場のサプライズ。
「一日を変え、一生を変えるカクテルを!」
遊んだのはもう2年も前か…懐かしい。VA-11 Hall-Aも名作ADVなので気になる方はぜひとも遊んでください。
そんなこんなで長々と書いてますが、簡潔にまとめると
- 世界観に魅力を感じれば買い
- 重厚で良質なストーリーが遊びたいならおすすめしない
ですかね。
アクション部分はインディーズの2D横スクロール、まああんなもんでしょう。めちゃくちゃ面白くするのは難しいですしね。
今ならPSStoreセールで2,000円切ることもあるので、気になる方はお気に入り登録しておきましょう!
⇧リンク先で金額変更可能(1,100~15,000円)
マイナスポイント
遊んでいて気になる点は
- PS5版でもロード長め
- 読み物全部読んでもストーリー全理解は難しい
- 謎のままほったらかしのキャラ多い
- セーブポイントが決められている(オートセーブあり)
- 3Dパートではカメラ移動不可
- 字幕がイマイチ(変な部分で次ページいったり)
- ミニゲームのピンポン激ムズ
- 国内パッケージ版未発売
ぐらいですね。
特に気になるのがロード時間。街から街へ移動するのにロード画面を挟みますが、PS5版にしてはそれなりに長い。PS5の登場で激早ロードを体験してしまうと、10~15秒ぐらいでも気になる体質になってしまった…。
ストーリー部分は読み物を全部読んでも「■■■」が多くて疲れる&翻訳も少し違和感があったりして、なかなか理解するのが難しい。
まあ話半分でも本筋は
- 弟ライエンを探す姉アン
- 姉のために奔走する弟
- そして大きな展開へ…
だけ理解できてれば大体OKでしょう。
『ANNO:MUTATIONEM』概要
タイトル | ANNO:MUTATIONEM アノー:ミューテーショネム |
メーカー | Shenzhen Leiting Information Technology Co., Ltd. |
発売日 | 2022/3/17 |
プラット フォーム |
PS4 PS5 PC |
ジャンル | アドベンチャーアクションRPG |
CERO | C(15才以上対象) |
参考サイト | https://store.playstation.com/ |
本作は、サイバーパンクの世界を舞台にしたアドベンチャーアクションRPG。2Dと3Dが融合したグラフィックと、ダークで奇妙なストーリーがミックスされているのが特長だ。
近未来都市や入り組んだ地下建造物など様々な表情を見せるサイバー世界で、プレイヤーは自由度の高い行動が可能。2Dのアクションと3Dの探索がシームレスに切り替わり、オブジェクトや住民とのやり取りが楽しめるようになっている。一度訪れた場所に戻れば、事件に遭遇することも。
SIEによる中国産ゲーム開発支援プロジェクト「China Hero Project」対象タイトルの一つ。
他には
- ハードコア・メカ
- In Nightmare
- Convallaria
- Evotinction
- BOUNDARY
- フィスト 紅蓮城の闇
- Lost Soul Aside
など。
レビューまとめ
- 2Dと3Dが融合したサイバーパンクな世界観
- 戦闘システムは2D(横スクロール)、探索は3D
- 2Dパートと3Dパートはシームレスで切り替わる
- レトロ風なピクセルアートグラフィックで表現
- インタラクトが多く世界観の補填に
- 逆に言うとストーリーだけではイマイチわかりづらい
- 主人公アンの声優(廣川裕希さん)の声好き
ビジュアル面で惹かれたなら買って損なし。ピクセルアートで表現されたサイバーパンクなビジュアルは最高。
めちゃくちゃ面白いストーリー&アクションが目当てでゲームを遊びたい人はやめておいた方が無難です。
⇧リンク先で金額変更可能(1,100~15,000円)
コメント