ヘッドホンがしんどい時用の有線イヤホンを探そう! #2
「PS5メイン&ソロゲーメインにおすすめの予算5千円以下有線イヤホン」を紹介している記事や動画が見当たらなかったので、いくつか購入して実際に自分で試してみました。
第2弾はFPSゲーム向きとYouTubeで話題になったらしい中華イヤホン「7HZ Salnotes Zero」です。
この他の有線イヤホンレビューはこちら⇨有線イヤホンレビュー記事
本題の前に
免責事項等
- 自費で購入したものです
- 忖度なく思ったことをそのまま書いています
- オーディオ関係のプロではなく、むしろ初心者寄りです
- 音に関してはあくまでも個人の感想です(耳の形や環境により違う印象になることも多い)
- 記事内のリンクには広告を含みます
オーディオレビューの注意点
オーディオ関連レビューは
- よくわからん表現
- 科学的に根拠のないオカルチックなこと
- 人によって言ってることが真逆
- イヤーピースの種類や耳形状で音の聴こえ方が異なる
ため全然参考にならないことが多々あります。
もちろん当ブログも同様です。できるだけ正確に&わかりやすく伝える努力はしていますが、一番良いのは実際に自分の耳で聴くこと。好きな音に感じるイヤホンを探すのがあなたにとっての正解です。
試聴が難しい方は音の傾向(フラット気味or低音重視etc)をざっくり参考にして価格やデザインで決めてしまうのもありかもしれません。
7HZ「Salnotes Zero」
簡易感想
“ややボーカル音域が強めながら全音域きれいに聴こえる。どんなジャンルでも問題なくこなせる優等生イヤホン。個人的にはデザイン面がイマイチ好みではない”
- Amazon実売価格は約3,280円(2024年2月20日時点)
- 頻繁に割引あり(10%OFFクーポンが多い)
- [音質傾向]全音域聴きやすいフラット傾向(やや中音が多い?)
- [定位感]前後左右などは聴き分けやすい
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- プラスチック筐体部分が安っぽい
- カラーバリエーション豊富&カラフル
- 耳掛け式でタッチノイズは少ない
- リケーブル可能
7HZ Salnotes Zero | |
---|---|
メーカー | 7HZ |
モデル名 | Salnotes Zero |
価格 | 3,000円前後 |
ドライバー | 10mmDD |
公式サイト(英語) |
使用環境・条件・用途など
【動作環境】
- 初期型PS5(CFI-1000A01)
- Ver.24.01-08.60.00
- DualSense直差し
- 3Dオーディオ設定済み
【使用条件など】
- ケーブル&イヤーピースは付属品
- イヤホンは箱から出した状態~数時間稼働しているもの
- わざわざエージングはしていない
【用途】
- 基本的にソロゲーメイン(オープンワールド、アクション、ステラテジー、ノベルゲーなどが好み)
- FPSやバトロワはほぼ遊ばない
「7HZ Salnotes Zero」レビュー
周波数特性と音の傾向
<各音域の印象>
高音域(金属音・銃声など)
⇨強すぎることもなくきれいに聴こえる
中音域(人の声など)
⇨男性、女性問わず人の声は聴きとりやすい
低音域(エンジン音・BGMなど)
⇨めちゃくちゃズンドコ迫力があるわけではないが、スカスカではなくしっかり存在感はある
全体的にきれいなのでジャンル問わず使えそうな優等生な有線イヤホン。癖が少ないので「低音域が強いのが好き」「高音キラキラ系が好き」という好みの音質がない方は使いやすいと思います。
タイムセールやクーポン使用時なら3,000円で買える良コスパ有線イヤホンではないでしょうか。
定位感と広がり方など
定位感(左右・上下・前後からの音がそれぞれ聞こえやすいか)
⇨左右はしっかりと聴きわけられ、前後の音も問題なし。上下は注意深く聴けばわかるが少しあやふやな印象(上から聴こえるような気がする…程度)
音の広がり方(遠くの音が遠くに聞こえるか)
⇨音が近づいてきて離れていくのはわりとはっきり聴こえる
音が出ている場所で立ち止まってカメラをぐるぐる回すと、前⇨右⇨後⇨左⇨前…と音が移動していくのがわかります。平面的な音はわりとしっかり聴きわけられる印象です(真正面や真後ろだけはやや音が途切れる)。
上下についてはよくよく聴けばわかります。が、はっきりくっきりではないです。イヤホンなので仕方がない部分は大きいです。
より3D感(上下左右前後)を聴き分けたいのであれば、やはりヘッドホンが良さそう。とくに純正「Pulse 3D」の立体音響はかなり優秀(圧迫感は強いけど…)、上位機種「Pulse Elite」も良さそうなのでいつか試してみたい。
「7HZ×Crinacle Zero 2」との違い
アップグレードされた10mmダイナミックドライバーが搭載した後継機「7HZ×Crinacle Zero 2」が発売されています。
大きな違いとしては
- 価格:3,280円⇨3,780円
- 音質傾向:低音をより強調
の2点。
Amazonでは本機「7HZ Salnotes Zero」と後継機「7HZ×Crinacle Zero 2」が同じ商品ページにあるので注意。フェイスプレートに「ZERO:2」の記載があるほうが後継機です。
デザインと付属品
付属品は
- 本体
- ケーブル
- 交換用イヤーチップ
- 説明書
今回はレッドをチョイス。他にはホワイト・オレンジ・ブラック・ローズピンク・ブルーなどがあります。
プラスチック製の筐体にステンレス製フェイスプレート。個人的には安っぽく感じてしまいます
角ばっているように見えますが、耳にあたる部分はしっかりと丸みがあって痛くならないような工夫がされていて◎
ケーブルは交換可能
もし断線しても別売りのケーブルに交換すれば新しくイヤホンを購入する必要はありません(ちなみに本機規格は3.5mmプラグの「2pin 0.78mm」です)
とはいえケーブル単体で1,500円以上のもの多いので買い替えしてしまうのもあり
ケーブルには必ず左右(L R)の記載あり。本体側のL Rの表記を探して間違わないように挿入する
イヤーチップは取り外し可能
本機には柔らかめor固めの2種類×3つのサイズが同封されているのでフィットするものを選んでください(Mサイズがデフォルトで装着済)
もし付属のイヤーチップがフィットしなかった場合は別売りのものに交換することでフィットすることがあります
安価のもので人気はこのあたり⇩
まとめ
- Amazon実売価格は約3,280円(2024年2月20日時点)
- 頻繁に割引あり(10%OFFクーポンが多い)
- 全音域聴きやすいフラット傾向(やや中音が多い?)
- [定位感]前後左右などは聴き分けやすい
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- プラスチック筐体部分が安っぽい
- コスパは良い
過去には“FPSゲーム向きイヤホン”とYouTubeなどで話題になったらしい中華イヤホン「7HZ Salnotes Zero」を紹介しました。
FPSは遊ばないのでわからないですが、全音域でバランス良くきれいに聴こえる優等生タイプで最初の一本にもおすすめ。個人的にはデザイン面があまり好きではないので積極的に使おうとは思わないですが…。
Amazonではタイムセールやクーポン配布を頻繁にしているので気になる方はチェックしてみてください。
重低音モリモリが好き!という方は後継機「7HZ×Crinacle Zero 2」がおすすめです。
この他の有線イヤホンレビューはこちら⇨有線イヤホンレビュー記事
コメント