ヘッドホンがしんどい時用の有線イヤホンを探そう! #5
「PS5メイン&ソロゲーメインにおすすめの予算5千円以下有線イヤホン」を紹介している記事や動画が見当たらなかったので、いくつか購入して実際に自分で試してみました。
第5弾は日本メーカーintime(アンティーム)の「碧(SORA) Light 2019Edition」です。
この他の有線イヤホンレビューはこちら⇨有線イヤホンレビュー記事
本題の前に
免責事項等
- 自費で購入したものです
- 忖度なく思ったことをそのまま書いています
- オーディオ関係のプロではなく、むしろ初心者寄りです
- 音に関してはあくまでも個人の感想です(耳の形や環境により違う印象になることも多い)
- 記事内のリンクには広告を含みます
オーディオレビューの注意点
オーディオ関連レビューは
- よくわからん表現
- 科学的に根拠のないオカルチックなこと
- 人によって言ってることが真逆
- イヤーピースの種類や耳形状で音の聴こえ方が異なる
ため全然参考にならないことが多々あります。
もちろん当ブログも同様です。できるだけ正確に&わかりやすく伝える努力はしていますが、一番良いのは実際に自分の耳で聴くこと。好きな音に感じるイヤホンを探すのがあなたにとっての正解です。
試聴が難しい方は音の傾向(フラット気味or低音重視etc)をざっくり参考にして価格やデザインで決めてしまうのもありかもしれません。
intime「碧 Light 2019Edition」
簡易感想
“評価されているが同価格帯なら中華メーカーのほうが個人的にはおすすめ。ただし音質が悪いわけではないので「日本メーカーが良い」「デザイン面が好き」という方は選択肢の一つ”
- Amazon実売価格は約4,683円(2024年4月1日時点)
- セールは全くない
- [音質傾向]バランスを壊さない程度に高音寄りキラキラ系
- [音質傾向]クリアで聴き取りやすい
- [定位感]左右は問題なし、前後はそれなりにわかる
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- デザイン&カラーリングが個人的に好み
- 断線してもリケーブルはできない
- タッチノイズが少し気になる
- マイクは無し
intime 碧Light 2019Edition | |
---|---|
メーカー | intime |
モデル名 型式 |
碧(SORA) Light 2019EDITION |
価格 | 5,000円前後 |
ドライバー | VST+10mmDD |
公式サイト |
使用環境・条件・用途など
【動作環境】
- 初期型PS5(CFI-1000A01)
- Ver.24.01-09.00.00.45-00.00.00.01
- DualSense直差し
- 3Dオーディオ設定済み
【使用条件など】
- ケーブル&イヤーピースは付属品
- イヤホンは箱から出した状態~数時間稼働しているもの
- わざわざエージングはしていない
【用途】
- 基本的にソロゲーメイン(オープンワールド、アクション、ステラテジー、ノベルゲーなどが好み)
- FPSやバトロワはほぼ遊ばない
intime「碧 Light 2019Edition」レビュー
周波数特性と音の傾向
<各音域の印象>
高音域(金属音・銃声など)
⇨やや強調されている感じがするが問題なくきれいに聴こえる
中音域(人の声など)
⇨男性、女性問わず人の声は聴きとりやすい
低音域(エンジン音・BGMなど)
⇨めちゃくちゃ強いわけではないですが、ほどよい具合に存在感は感じる。ちょどいいバランス。
高音に特徴がありますが決して低音域が聴こえないわけではなく全体的なバランスは損なっていません。過不足なくクリアな音質傾向なので、どんなジャンルでも問題なく活躍できそう。「重低音ズンドコ迫力満点!」が好きな方は物足りないかも。
定位感と広がり方など
定位感(左右・上下・前後からの音がそれぞれ聞こえやすいか)
⇨左右はしっかりと聴きわけられ、前後もはっきりではないがわかる。上下は注意深く聴けばわかる気がする…程度
音の広がり方(遠くの音が遠くに聞こえるか)
⇨音が近づいてきて離れていくのはわりとはっきり聴こえる
立ち止まってカメラを回すと「前⇨右⇨後⇨左⇨前…」と音が移動していくのがそれなりにわかります。真正面や真後ろは音が途切れますが、平面的な音はわりと聴きわけられる印象です(イヤホンなので仕方なし)。
より3D感(上下左右前後)を聴き分けたいのであれば、やはりヘッドホンが良さそう。とくに純正「Pulse 3D」の立体音響はかなり優秀(圧迫感は強いけど…)、上位機種「Pulse Elite」も良さそうなのでいつか試してみたい。
デザインと付属品
付属品は
- 本体(ケーブル取り外し不可)
- 交換用イヤーチップ(S,M-,L)
- 説明書
カラーバリエーションはアクアマリン・ガーネット・シルバーの3種類。今回はアクアマリンをチョイス
真鍮と透明樹脂の組み合わせがめちゃくちゃ好み。スペックや音質にこだわらない人は見た目だけで選ぶのも全然あり
ちなみにマイクは付いていません。VCをする場合はDualSenseのマイクに話しかければ相手との意思疎通は可能です(マイク音質は悪め)
背面に左右表記はありますが小さいためパッと見ではわかりづらい
一体型になっているため交換不可。ゲーム用途なら持ち運ぶことが少ないので断線の心配は少ないですが、もし断線したときは新しいイヤホンを購入する必要があります
タッチノイズ(ケーブルが服等でこすれた際に起こるノイズ)は感じます。「ゲームへの没入感」という点ではイマイチポイントです
ただすべすべした質感で絡まりにくいのは◎
イヤーチップは取り外し可能
もし付属のイヤーチップが耳にフィットしなかった場合は別売りのものに交換することでフィットすることがあります
安価のもので人気はこのあたり⇩
まとめ
- Amazon実売価格は約4,683円(2024年4月1日時点)
- セールは全くない
- [音質傾向]バランスを壊さない程度に高音寄りキラキラ系
- [音質傾向]クリアで聴き取りやすい
- [定位感]左右は問題なし、前後はそれなりにわかる
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- デザイン&カラーリングが個人的に好み
- 断線してもリケーブルはできない
- タッチノイズが少し気になる
- マイクは無し
イヤホン専門店の有線イヤホンランキング上位にランクインしたこともある人気モデル「intime 碧 Light 2019Edition」を紹介しました。
個人的には「タッチノイズがそこそこある・リケーブル不可」などのイマイチポイントがあって出番は無さそう。同価格帯以下の中華メーカーイヤホンのほうが使い勝手が良くて音質も良い印象です(レビュー済みなら「7HZ Salnotes Zero」とか)。
とはいえ碧Lightの音質が悪いわけではないので「日本メーカーが良い」「デザインやカラーリングが好み」という方にはおすすめです。
コメント