なぁ~つがすぅ~ぎぃ~かぜあざみ~
だれのあこがれに さまよう~
あぁ~おぞらぁ~のこされたぁ~
わたしのこころはなつもよう~
あ、どうもこんにちは。ずぶです。
井上陽水さんの「少年時代」をお送りしました。いかがでしたか?
現在、夏真っただ中。
くっそ暑い毎日が続いててちょっとだけ夏バテ気味のアラサーボーイが、夏になるとプレイしたくなるゲームがあるんです。
そう。それが『ぼくのなつやすみ2』。
夏になると昔に一通りプレイした記憶が蘇ってきちゃいます。
夏休みを自由に満喫する世界
ラジオ体操・昆虫採集・地元の少年との虫相撲・釣り・海水浴・サイダーの王冠集め・自転車で走り回るetc
8/1~31の間、ド田舎に預けられた主人公(ぼく)が、どこでなにをしてもいい自由なゲームで、毎日「何をしようかなぁ」って本気で悩みました。それこそ自分がその世界に入ってしまったような錯覚があるぐらい。
1日中、虫を捕まえに山に行ったり、釣りをしたり、自転車で走るだけだったり、1日があっという間に終わってしまって…
ほんとに自由で楽しかったな~
ゲームの世界観(?)が好き
主人公が預けられたど田舎がほんとに素敵な島で、みんな良いひと。その島の全体から、どこか懐かしくてあたたかい世界観でどんな人でも「懐かしいなぁ」って思うはず。
きれいな映像(当時ね)で、海も空も木も鮮明に表現されていたことに感動したのを覚えています。そして感動したのは、その自然を目だけでなく耳でも楽しませてくれました。
波の音、風の音、木の音、鳥のさえずり、虫の鳴き声…
ほんとに自分が入り込んだ感覚に感動したな~
島に住んでいる登場人物もそれぞれいい味を出してます。登場人物それぞれにちょっとしたイベントがあったり、しっかりと人間模様が描かれているのも引き込まれる理由の一つ。
子供がプレイするのももちろん楽しいと思いますが、大人になってからプレイすると登場人物の人間関係の様子がまた違った面白さがあるかも。
難しい操作もいらない、のめり込むほどのやりこみ要素も特にない、たんたんと毎日が進んでいくゲーム性もまた、夏の切なさを際立たせてるんじゃないかと今になってそう思っちゃいます。
島でのほのぼのとした日常と、楽しそうに走り回る主人公(ぼく)を見ているだけで、ほんとに幸せで癒されてしまいます。
自分の経験とダブる
少年のとき、おじいちゃん・おばあちゃんが住む田舎に毎年毎年夏休みになれば帰省していました。家族で小さい車にぎゅうぎゅうに乗りこんで片道数時間。
おじいちゃん・おばあちゃん家は山と海に挟まれた集落で、控えめに言ってもくそ田舎です。コンビニなんてもちろん無し。
遊ぶことと言えば海水浴・虫取り・釣り・近所の犬と戯れる・近所の子と鬼ごっこ。ゲーム大好きだった当時の僕ですが、不思議なことにそこに行けば全然しなかったです。ゲームなんてしなくても毎日楽しかったから。
そんな経験をしてきた僕が初めて『ぼくのなつやすみ2』をプレイしたときに、あまりにもゲーム内容と楽しかった思い出がダブりまくりです。
そしてさらに、おじいちゃん・おばあちゃん家の周りの風景がゲームの風景とそっくり。ほぼそのままゲーム化したと言ってもいいほどです。
そんなわけで、当時を鮮明に思い出させてくれました。感動しました。
夏が終わりに近づくと切なくなる
楽しかった夏休みも8/31になればもうおわり。8月のある日を境にトンボが飛び始めたりけっこうリアルに夏の終わりを表現しています。
現実世界でも、お盆が過ぎればそろそろ夏の終わりが少しずつ近づいてきます。暑い季節が終わることはアラサーの僕にとって体力的には助かりますが、気持ち的には少し切ないですよね。
「もうこの夏は戻ってこないんだ…」
的なね。
夏にぴったりのゲーム
『ぼくのなつやすみ2』は、毎年毎年、夏になれば必ず一回は「ぼくのなつやすみ2やりたいなぁ」って思うぐらい、自分にとってめちゃくちゃ印象に残っているゲームです。
これから先こんなに印象的でまたやりたいなぁって思うゲームはきっとないんじゃないかなぁ
それぐらい楽しくて思い出深いゲームで、大切にしていきたいゲームです。
雰囲気が最高に良くて、どこか懐かしくあたたかな世界観、自由に無邪気にはしゃぐ主人公(ぼく)、虫取りなどの懐かしい遊びの数々…
きっと都会暮らしのリアルな世界に疲れたアラサー以上の方にとって、心に染み渡るんじゃないでしょうか。それぐらいおすすめしたいゲームです。
まだプレイしたことがない方は一度プレイしてみてはいかがですか?
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