ヘッドホンがしんどい時用の有線イヤホンを探そう! #4
「PS5メイン&ソロゲーメインにおすすめの予算5千円以下有線イヤホン」を紹介している記事や動画が見当たらなかったので、いくつか購入して実際に自分で試してみました。
第4弾は「VGP2023インナーイヤー型ヘッドホン2.5千円以上5千円以下部門」の金賞を受賞したTANGZU「Wan’er S.G」です。
この他の有線イヤホンレビューはこちら⇨有線イヤホンレビュー記事
本題の前に
免責事項等
- 自費で購入したものです
- 忖度なく思ったことをそのまま書いています
- オーディオ関係のプロではなく、むしろ初心者寄りです
- 音に関してはあくまでも個人の感想です(耳の形や環境により違う印象になることも多い)
- 記事内のリンクには広告を含みます
オーディオレビューの注意点
オーディオ関連レビューは
- よくわからん表現
- 科学的に根拠のないオカルチックなこと
- 人によって言ってることが真逆
- イヤーピースの種類や耳形状で音の聴こえ方が異なる
ため全然参考にならないことが多々あります。
もちろん当ブログも同様です。できるだけ正確に&わかりやすく伝える努力はしていますが、一番良いのは実際に自分の耳で聴くこと。好きな音に感じるイヤホンを探すのがあなたにとっての正解です。
試聴が難しい方は音の傾向(フラット気味or低音重視etc)をざっくり参考にして価格やデザインで決めてしまうのもありかもしれません。
TANGZU「Wan’er S.G」
簡易感想
“やや低音は少なめだが過不足のないニュートラルで癖の少ないバランス。ゲーム用途以外にも使いやすくて「初めての1本」にもおすすめ”
- Amazon実売価格は約2,920円(2024年3月27日時点)
- たまにセールあり(10%~15%)
- 日本国内の取り扱いが徐々に減ってきている模様(在庫限りかも…)
- [音質傾向]やや低音は抑え目ながら全音域バランスは良い
- [音質傾向]ニュートラルで癖のない音
- [定位感]左右は問題なし、前後はそれなりにわかる
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- プラスチック感が安っぽいがデザインはおしゃれ
- ケーブルは柔らかくタッチノイズ少なめ
- 耳掛け式でタッチノイズは少ない
- 個体差や環境差にもよるがホワイトノイズが気になる
- 耳の形と相性が悪いのか着け心地×
TANGZU Wan’er S.G | |
---|---|
メーカー | TANGZU |
モデル名 型式 |
Wan’er S.G |
価格 | 3,000円前後 |
ドライバー | 10mmDD |
公式サイト(英語) |
使用環境・条件・用途など
【動作環境】
- 初期型PS5(CFI-1000A01)
- Ver.24.01-09.00.00.45-00.00.00.01
- DualSense直差し
- 3Dオーディオ設定済み
【使用条件など】
- ケーブル&イヤーピースは付属品
- イヤホンは箱から出した状態~数時間稼働しているもの
- わざわざエージングはしていない
【用途】
- 基本的にソロゲーメイン(オープンワールド、アクション、ステラテジー、ノベルゲーなどが好み)
- FPSやバトロワはほぼ遊ばない
TANGZU「Wan’er S.G」レビュー
周波数特性と音の傾向
<各音域の印象>
高音域(金属音・銃声など)
⇨特に問題なくきれいに聴こえる
中音域(人の声など)
⇨男性、女性問わず人の声は聴きとりやすい
低音域(エンジン音・BGMなど)
⇨めちゃくちゃ強いわけではないですが、ほどよい具合に存在感は感じる。ちょどいいバランス
全体的に過不足なくクリアな音質傾向なので、どんなジャンルでも問題なく活躍できそうな有線イヤホンです。3,000円以下ということを考えるとコスパ○。
定位感と広がり方など
定位感(左右・上下・前後からの音がそれぞれ聞こえやすいか)
⇨左右はしっかりと聴きわけられ、前後の音も問題なし。上下は注意深く聴けばわかるが少しあやふやな印象(上から聴こえるような気がする…程度)
音の広がり方(遠くの音が遠くに聞こえるか)
⇨音が近づいてきて離れていくのはわりとはっきり聴こえる
立ち止まってカメラを回すと「前⇨右⇨後⇨左⇨前…」と音が移動していくのがそれなりにわかります。平面的な音はわりと聴きわけられる印象です(真正面や真後ろだけはやや音が途切れる)。
より3D感(上下左右前後)を聴き分けたいのであれば、やはりヘッドホンが良さそう。とくに純正「Pulse 3D」の立体音響はかなり優秀(圧迫感は強いけど…)、上位機種「Pulse Elite」も良さそうなのでいつか試してみたい。
デザインと付属品
付属品は
- 本体
- ケーブル
- 交換用イヤーチップ
- 説明書
カラーバリエーションはホワイト・ブラック・グリーンの3種類。今回はホワイトをチョイス。
全体がスケルトンになっていて内部が見えるデザイン
プラスチック感が安っぽいですが、ほどよくゴールドを散りばめることでおしゃれで上品な印象になっています
ケーブルは交換可能。もし断線しても別売りのケーブルを使えば新しくイヤホンを買う必要はありません(ケーブル形式が数種類あるので要確認)
ケーブルには左右(L R)の記載があるので本体の左右と合わせるように挿入する
イヤーチップは取り外し可能。バランスタイプとボーカル重視タイプの2種類×サイズ別3ペアが同封されています
もし付属のイヤーチップがフィットしなかった場合、別売りのものに交換することでフィット感が増す場合があるのでこちらも検討してみてください
安価のもので人気はこのあたり⇩
まとめ
- Amazon実売価格は約2,920円(2024年3月27日時点)
- たまにセールあり(10%~15%)
- 日本国内の取り扱いが徐々に減ってきている模様(在庫限りかも…)
- [音質傾向]やや低音は抑え目ながら全音域バランスは良い
- [音質傾向]ニュートラルで癖のない音
- [定位感]左右は問題なし、前後はそれなりにわかる
- [定位感]上下はよく聴けばわかる程度
- プラスチック感が安っぽいがデザインはおしゃれ
- 個体差や環境差にもよるがホワイトノイズが気になる
少し低音は控えめですが全音域が過不足なく聴こえて、全体的にクリアな印象。ゲーム以外にも音楽・アニメ・映画などでも使いやすくて「これ一本あればだいたいOK」な有線イヤホンです。
一点気になるのがホワイトノイズ。もちろん個体差や環境などによって発生しないこともあるので、こればかりは運が悪かったんだと思います。
2024年3月時点で国内販売が徐々に減ってきているかもしれません(eイヤホンでは取り扱い終了)。気になる方はお早めに手に入れてください!
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