PS5版『ライザのアトリエ2~失われた伝承と秘密の妖精~』をプラチナトロフィー取得まで遊びました!前作同様めちゃくちゃ楽しかったです。
実際に遊んでみると予想以上に進化している部分が多く、前作が楽しかったなら間違いなく「買い」です。
というわけでPS5版『ライザのアトリエ~失われた伝承と秘密の妖精~』を感想中心にレビューしていきます。
『ライザのアトリエ2』評価
80/100
- 続編としてより快適にわかりやすく改善
- シリーズ特有の”調合ゲー”で時間がみるみる溶ける
- 前作キャラとの再会はプレイする価値あり
- 各キャラ固有シナリオがあり深堀りされている点は◎
- シナリオ面に突っ込みどころ多々あり
- 前作未プレイ者は理解できない部分もあるかも
- グラフィックは前作に比べると悪くなってる…
プレイ時間:約70時間
一言感想
”前作からの進化が感じられ、前作ファンなら絶対に「買い」な作品。ただ、シナリオ面で気になる部分があるのが残念。”
『ライザ2』トロコン!
シナリオは少々言いたいこともあるけど、それよりも前作メンバーが再会するシーンが見れただけでおじさんは嬉しいよ。
戦闘は慣れれば超楽しいし、相変わらず調合は沼。ライザ3は出るかな?出たらもちろん買う。#PS5Share #ライザのアトリエ2 pic.twitter.com/GH7RafQeeL— ずぶ@ゲーム垢 (@zubugame) December 26, 2020
前作同様かなり楽しかったです!
ストーリークリア(キャラシナリオ・クエストは全クリア)までで約46時間なので、クリア後のトロフィー集め数時間を除くと武器・防具・アクセサリーの作成だけで20時間近く!?
まあ調合こそがアトリエシリーズの醍醐味って言っても過言じゃないですけどね。
本作では
- 品質
- 特性
- アイテムリビルド
- エッセンス
- エボルブリンク
- 武器強化
など調合要素が多く、手順等含めていろいろ考えないといけないので最初は大変でしたね。考えたり、必要な素材を集めるだけでめちゃくちゃ時間もかかりますし。
慣れれば全然問題なかった、むしろこれが楽しいんですけどね。
やればやるほど「こうすればもっと強い武器が作れるんじゃないか」、そんな思考になってきます。アトリエーズハイですね。
ただ、最終的にはそこそこ時間かけたわりには多少妥協してしまった部分があるのが後悔…。最後は「積みゲーも多いし、とりあえずトロフィー全部取って終わり」ってことにしちゃいました。
次に楽しかったのは戦闘システム。
「忙しすぎてしんどい」「アクション寄りになるのはちょっと…」みたいな意見を見ることがありますが、全然難しくないですよ。
リアルタイムを採用していますが、基本的にはコマンド式と変わらないので。
場数を踏んでコツさえ掴めばめちゃくちゃ面白くなりますよ。
- スキル&アイテムの使い方
- ウエイト時間
- メンバー交代
- タクティクスレベル
この辺りを意識するだけで格段にスムーズに立ち回れます。
管理人がよく使っていたのがタオ。
各スキルの消費APが少なく、スキルをポンポン出しまくれるのが爽快。しかもすぐにCC(アイテム利用可能ポイント)が貯まるので強いアイテムもポンポン繰り出せるのが最高でしたね。
まじでタオ最強説あるかもしれませんよ。
前作よりさらにスピーディ&アグレッシブに戦えるように進化していて、バトルシステムはかなり面白かったですね。
自作以降もこの系統で進めていってほしいところです。
ただめんどくさい人は最強アイテムを作って投げるだけですぐに終わるので、こっちもおすすめです。
ストーリーは前作から3年後。前作で出てきた主要キャラは一通り登場します。
前作エンディング~再開までの間については「キャラ別シナリオ」を進めたり、ボイス無しサブイベントで深堀りしてくれるのもライザファンには嬉しいポイントでした。
舞台は前作では名前だけが出ていた王都。
前作の自然豊かな風景とは違い、建物が多くてより近代化している印象。色鮮やかで人も多く活気があってこっちも好きですね。
王都内部に”農業区”なるものがあってこっちはクーケン島によく似た雰囲気。他にも学園区・工業区などがあって結構広めです。
これってレイトレ?
SSR?
こういうのは素人なのでパット見じゃ判別つかないんですけどね。でもこういう反射表現があるだけでリアルな印象になりますね。
ちなみにPS5版ならネイティブ4K&60fpsでプレイ可能。しかも爆速ロードのおかげでNOW LOADING画面は最初の起動時だけで、プレイ中は1回も無し。ロード時間が無いのはかなり快適ですね。
あと、ライザ程度のグラフィック(失礼かもしれませんが)でも4K解像度だとかなり綺麗なので、各ソフト会社にはどんどんPS5に参入してほしいですね。ロードがかなり速いのも快適ですし。
できればPS4やPS3の名作のPS5版リマスターにもぜひとも力を入れてほしいところです(FF13がPS5で遊びたい)。
とまあとりあえずこんな感じですね。
前作が楽しかった人なら間違いなく面白いと思いますし買って損はないと思います。
前作エンディング後の動向も知れますし、もう一度あのメンバーで集まっている姿は見ているこっちも嬉しくなりましたし。
おすすめは高グラフィック・処理落ちの心配なし・ロード時間が短いPS4版。
できることなら高グラフィック&爆速ロードのPS5版で遊んで欲しいところですが、肝心のPS5が買えないですからね…。
マイナスポイント
プレイしていて感じたマイナスポイントは以下の通り
- ツッコみどころが多々あるシナリオ
- エロを全面に出しすぎ
- マップの高低差がわかりにくい
- 遺跡探求パートが作業
- クリア後のボスは複数欲しかった
- 前作セーブデータ特典がPS4版だけ
こんなところでしょうか。
本作で一番気になったのがシナリオ・ストーリ面。調べてみると前作とは違う方が担当しているようです。
レントのくだり、王都周辺の遺跡関連、最終決戦時のあっさりさ…、この辺りが特に突っ込みどころだと感じましたね。
正直前作の方がしっかり作られている感はありました。
でもエンディングとその後のエピローグ部分は好き。特にラスボス撃破~エンディング部分は管理人好み。
続編が出るとしたらその辺がどうなったかを描いてくれるとすごい嬉しい。
あとは”エロ”を前面に出しすぎてるのが気になったかな。
もともとアトリエシリーズには「女の子がかわいいだけのゲーム」って印象しかなく、ライザのキャラデザだけで前作を遊んだ管理人が言うのもあれなんですけどね。
雨が降ってるシーンでは透けます。
これとか狙いすぎでしょ。
個人的には全然問題ないと思いますが某界隈がうるさい昨今、めちゃくちゃ言われてシリーズが出なくなるんじゃないかとちょっとだけ心配(まあ大丈夫でしょうけど)。
その他はマイナスポイントと言っても壊滅的なものじゃないので割愛。
あと「敵キャラが色違いしかいない」などのシリーズ特有のマイナスポイントは継続されていますが、まあこれもいつも通りなので許容範囲ってことで。
『ライザのアトリエ2』概要
タイトル | ライザのアトリエ ~失われた伝承と秘密の妖精~ |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
発売日 | 2020/12/3 PC版2021/1/26 |
フォーマット | PS4 PS5 Switch Steam |
ジャンル | 錬金術RPG |
CERO | B(12才以上対象) |
公式サイト | https://www.gamecity.ne.jp/atelier/ryza2/ |
前作から3年後
それぞれの道を歩んでいたライザと仲間たちが再会し 新たな出会いと別れを通じてまた一つ自分にとって“大切な何か”を見つける姿を描きます。
レビューまとめ
- 正統進化版としてより快適にわかりやすく改善
- シリーズ特有の”調合ゲー”で時間がみるみる溶ける
- なにより前作キャラとの再会だけでプレイする価値あり
- 各キャラ固有シナリオがあり深堀りされている点は◎
- シナリオ面に突っ込みどころ多々あり
- 前作未プレイ者は理解できない部分もあるかも
- グラフィックは前作に比べると少し悪くなってる…かも
前作のいい部分はそのまま、改善点はより使いやすく進化した本作『ライザのアトリエ2』。
前作ファンなら間違いなく面白いと感じると思います。特に前作登場キャラとの再会シーンは必見です。
以上、PS5『ライザのアトリエ2』トロコン後レビューでした。
前作未プレイならまずは前作から遊んだほうが絶対に楽しめると思いますよ!
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