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PS5『ディスコ エリジウム ザ ファイナルカット』クリア後レビュー|序盤を超えれば面白い…はず!

PS5レビュー

2019年にPC版が発売し、その年の「The Game Awards 2019」ではBest Narrative(最優秀ナラティブゲーム)などを受賞。

日本での発売当時から少しだけ注目していた本作を、先日ようやくストーリークリアまで遊び終わりました。

というわけで備忘録がてら簡単にレビューしていきます。

極力ネタバレには配慮していますが少しでも気になる方はブラウザバック推奨

『ディスコ エリジウム』評価

お気に入り度

75/100

  • 記憶不明のおじさんが主役のロールプレイゲーム
  • 基本的には読み物。ずっと何かを読んでいる
  • RPGだが戦闘は無い。全てダイスで決定
  • 24のパラメーター(スキル)数値で成功率が変わる
  • プレイヤーの選択と運(ステータス補正&ダイスの出目)でシナリオが変化する
  • テキスト量がとんでもなく多い

プレイ時間:約20時間

一言感想
”いろいろ小難しくて内容が脳内にスッと入ってこない…が慣れてくると癖になる。個人的には好きだが万人におすすめできる作品ではない”

 

パンツ一丁のおじさんがホテルの一室で目覚めるが、記憶が一切ない状態で殺人事件の捜査を始めるところから始まるストーリー。めちゃくちゃワクワクする始まり方です。

殺人事件の捜査+自分の記憶を取り戻すのを大きな目的として物語が進んでいきます。

 

捜査のサポート役にキム・キツラギ警部補が付いてくれるので安心しましょう。だいたいの道筋を示してくれるので序盤は頼りっきりです。

物語が終わるころにはキムが好きになるはず。ありがとうキム。

 

舞台は「マルティネーズ地区」という劣悪で希望のない地域。油絵チックなグラフィック+BGMとも相まって不穏でじめっとした雰囲気になっているのが良き。

 

会話の言い回しが独特なこともあり世界観の理解がしづらいので、おそらく序盤はわけわからんと思います。

ここが一番の離脱ポイント!

序盤を乗り越えて5時間ほどで少し理解できて、10時間ほどでまあまあ理解できて、15時間以降はすげー面白くなってきます(中盤以降も選択肢が意味不明なこともわりとあるけどだいたいで進めればOK)。

その分序盤のわからなさ=つまらなさに繋がりやすいはもったいない…。システム面のヘルプや世界観説明のページが少しでもあれば…。

 

また、システム面も我々日本人に馴染みのない「テーブルトークRPG」のようなもの。会話の言いまわすに加えてシステム面でも慣れるまでが大変だと思います。

こっちもコツを掴むまでは小難しく感じますが、慣れるとそこまでじゃありません。

選択肢の成否はダイスによるスキルチェックで決まるのが最大の特徴。さらに24種類の人格(スキル)数値によってこの成功率が上下します。

スキル数値はタスク成功などで経験値を一定まで貯めればポイント獲得。このポイントを割り振ってスキル数値を高められます。

その他にも服や帽子などの装備にもスキル補正あり。

有利になるよう、選択肢の成否が有利になるようにいちいち交換するのがかなり面倒でした(でも絶対に交換したほうが有利になるので我慢)。

 

「住民などとの会話、どの選択肢を選ぶか、それぞれの成否」によってシナリオは変化。最終的にどんな結末になるかは自分+運次第となっています。

もし選択肢の成否が気に入らない場合はセーブ&ロードもできます。実際に試しましたが特にペナルティは無かったです(数回だけどうしても成功させたかったから!つい!)。

 

さて、ここまで長々と小難しいという点を強調してきました。ぱっと見で「難しそう…」と遠慮されがちなパッケージ&説明文ですが、実際に遊んでみるとやっぱり難しかったです。
いろいろととっつきにくすぎる…。
でも序盤さえ乗り越えて世界観やシステム面での理解が進めば、徐々に面白くなっていきます。序盤さえ乗り超えれば!
ここまで読んで少しでも興味がある方は『ディスコエリジウム』を好きになれる可能性は高そう。普通はここまで読めば敬遠します。
さあ!新しい扉を!開きましょう!

⇧ストアチケットはリンク先で金額変更可能(1,100~15,000円)

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気になったポイント

遊んでいて気になった点は

  • 世界観&システムなどのとっつきにくさ
  • 独特な言い回し、かつテキスト量が多い
  • 日本人受けしなさそうなグラフィック&キャラデザ

など。

たぶん多くの人はパッケージを見て手に取らなさそう。手に取って遊んでみても序盤で投げそう。個人的には好きな部類ですがおすすめしにくい作品です。

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『ディスコ エリジウム』概要

タイトル ディスコ エリジウム
ザファイナルカット
開発元 ZA/UM
発売元 スパイクチュンソフト
発売日 2022/8/25
対応機種 PS4|PS5
Switch
ジャンル RPG
CERO D(17才以上対象)
公式サイト

窓は割れ、荷物が散乱したホテルの一室で目覚めた主人公は、自分の顔や名前など全ての記憶を失っていた。
周囲の人間の情報から、自分は殺人事件捜査に派遣された刑事で、前日まで泥酔していたことを知る。

几帳面な性格の相棒「キム・カツラギ警部補」と共に、謎多い殺人事件の解決に挑む。

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レビューまとめ

  • 記憶不明のおじさんが主役のロールプレイゲーム
  • 基本的には読み物。ずっと何かを読んでいる
  • RPGだが戦闘は無い。全てダイスで決定
  • 24のパラメーター(スキル)数値で成功率が変わる
  • プレイヤーの選択と運(ステータス補正&ダイスの出目)でシナリオが変化する
  • テキスト量がとんでもなく多い

『ディスコ エリジウム』を紹介しました。

序盤はわからなさ過ぎましたが最後まで遊んでみると癖になりました。主人公が人間臭くて面白いんですよね。感情移入は一切できませんが。

あと、基本的に万人におすすめはできません。刺さる人はごくごく少数だと思います。まずはいろんなレビューを読んでみて、それでも気になる人は楽しめる可能性はあります!

⇧ストアチケットはリンク先で金額変更可能(1,100~15,000円)

 

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