TURTLE BEACH「Stealth 600 Gen2」
- 実売価格で9,000円以下(2022/10時点)
- MAX充電で15時間駆動
- 実測約290gとワイヤレスなら軽め(ヘッドセット全体なら標準の重さ)
- 独自機能「Superhuman Hearing Mode」搭載
- 4つの簡易プリセットで好みの音質に変えられる
- メガネゲーマーに優しいクッション構造
- 定位感は良い(3Dオーディオ対応と明記)
- ファーム更新にはPCが必要
- マイクは全指向性、環境音を拾いやすい
- 側圧が強い&調整幅が少なく頭が大きい人は厳しそう
⇨PS5 USB接続
今回レビューするのはTURTLE BEACHの密閉型ワイヤレスゲーミングヘッドセット「Stealth 600 Gen2」。
結論としては
”側圧は強い&装着感が良くないこと以外は特に大きなマイナスな部分が見当たらない優秀なワイヤレスヘッドセット。PS5ユーザーなら選択肢の一つとしておすすめできる”
です。
でも純正「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」と本機「Stealth 600 Gen2」なら純正を選ぶかなぁ。両機着け心地が良くない&音質の良さ・PS5との相性で純正の方がコスパ良さそうです。
あと個人的にはやっぱり有線の方が好み。
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高音強め+低音弱め(Signature Sound時)
ワイヤレスにしては特に悪くないと思います。時おりノイズっぽくなりますが、USB接続しているSSDの影響かも。
「Stealth 600 Gen2」には簡易イコライザー機能も搭載。PS5でも利用できます。
- Signature Sound(基本モード)
- Bass Boost
- Bass+Treble Boost
- Vocal Boost
の4つ。左側のカップにあるMODEスイッチを押すごとに切り替わり、それぞれの特性に応じた音質に変化します。
とはいえ、有線と比べるとやっぱりイマイチ。ぼやけている感じに聞こえます。取り回しが気にならない環境+良い音で遊びたいのであれば有線をおすすめします。
定位性は特に不満無し
パッケージに「GREAT 3D AUDIO FOR PS5」と記載しているだけあって定位性は◎。なんてったってGREATですからね!
GT7・HorizonFW・アストロプレイルームを試しに遊びましたが、前方・後方・横からの音はしっかりとその方向から聞こえてきます。
これはPS5独自のTempest3Dオーディオ機能によるところも大きそうです。
ただ、定位性に関しては純正「PULSE 3D」の方がやっぱり優秀に感じますね。さすが専用にチューニングしているだけのことはあります。
Superhuman Hearing Mode搭載
「Superhuman Hearing」とは
- 小さい音をはっきり聴かせる
- ゆえに足音等が聴こえやすくなる
機能のこと。公式では
Turtle Beach 独自の Superhuman Hearing® サウンド設定により、後ろから近づく敵の足音や、待ち伏せする他のプレイヤーのリロード音、遠くから聞こえる増援の車両の音など、ゲームの勝敗を左右するかすかな音を聞き逃すことはありません。そのかすかな音が生死を分ける瞬時の判断を助け、プレイヤーをさらなる高みへと引き上げます。どんな音も聞き逃すことなく、敵を倒しましょう!
と説明しています。
管理人はシューターゲームをほぼ遊ばないので体感できないですが、他レビューを読んだ限りだと優秀そうです。
メガネゲーマーに優しい構造
柔らかいクッション+特許取得済のPro-Specs設計。メガネのツル部分が軽くへこむイヤークッション構造になっていて、長時間遊んでも痛くなりにくくなっています。
公式サイトによると
Turtle Beach 独自の特許取得済 ProSpecs™ Glasses Relief System を備えたデュアルフォームイヤークッションには、メガネに負担のかからない一層柔らかいフォームが採用され、メガネをかけたプレイヤーでも快適にゲームを楽しむことができます。
とのことです。
実際には側圧が強くてPro-Specs設計をもってしてもツル部分は痛くなります。我慢できないほどじゃないですが痛くはなります。
約290gとワイヤレスにしては軽め
重くなりがちなワイヤレスヘッドセットでは軽めの約290g。「ヘッドセットは軽くてなんぼ」の管理人も許容範囲内です。
とはいえヘッドセット全体で見れば標準ぐらい。管理人としては250gぐらいが理想的です。
側圧は強い
他ヘッドセットとの比較(PULSE3D:10、ATH-GL3:1とした場合)
- Turtle Beach Recon200:9.5
- Stealth 600 Gen2:8.5
- PULSE3D:7
- EPOS H3:5
- Logicool G433BK:4.5
- HyperX Cloud Alpha:3
- ATH-GL3:0
個人的にはこんな感じです。個人的にはほど良く側圧がある方が好みですが、少し強く感じてしんどい…。
単純に締め付け感が強い+ヘッドセット自体の形状が管理人の頭と絶望的に合っていないのもあるかも(頭の形状次第ではある)。
装着感は良くない
イヤーパッドが小さめ。大きめのオンイヤーヘッドホンぐらいの大きさで、耳を少し折りたたんで入れる感じになります。
側圧が強いこともあって長時間使用するのは少し難しいかなって印象です。
マイク音質は問題なし、だが環境音を拾いやすい
公式サイトでは「Truspeakテクノロジーを使用するプロ向けゲーミングマイク」とのこと。詳細は不明ですが問題なく使えます。
ただ、全指向性のため環境音はかなり拾います。子どもがいる方や線路近くの方は要注意。
使わない時は取り外し可能です。
ファームウェア更新はPCが必須
PCを持ってない、自由に使えない人にはハードルが高くて一番のマイナスポイント。いまどき個人のPCを持っている人は少ない…。
しかも更新ソフト「TURTLE BEACH AUDIO HUB」をダウンロードする必要あり。めんどくさすぎる…。
なので管理人は有線派。音質も絶対に有線の方が良いですし。同価格帯ならEPOS「H3」、オーディオテクニカ「ATH-GL3」あたりがおすすめ。
頭の大きい人は厳しそう
調整用スライダーがかなり短め。頭囲が約58~59cmほど、特別頭が大きいわけでも長いわけでもない管理人がほぼ最大まで調整してジャスト。
頭が大きいと自覚している方はやめておいた方が無難です。
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外観&スペック情報
外観
入っているものは本体、USBレシーバー、クイックスタートガイド、ステッカー
ホワイトベースでシンプルな外観
安っぽいプラスチック感は強く高級感は感じられない
左側に音量、マイク音量、MODE切り替えスイッチ、電源のボタン、充電(USB-C)、マイクがあります
ちなみに充電中でも無線で利用可能
音量調節、マイク音量調節は無段階ダイヤルで使いやすい
イヤーパッドは90度回転可能
クッションは柔らかい
長さ調節はスライダー形式で約4cmほど伸ばせる。クリック感はほとんどなし
4方向からの画像
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スペック情報
TURTLE BEACH Stealth 600 Gen2 | |
---|---|
型式 | TBS-3145-04 |
重量 | 約290g |
周波数帯域 | 20~20,000Hz |
マイク | 搭載 |
マイク特性 | 無指向 |
インピーダンス | ー |
接続方法 | USB |
商品ページ | https://jp.turtlebeach.com/ |
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レビューまとめ
- 実売価格で9,000円以下(2022/10時点)
- MAX充電で15時間駆動
- 実測約290gとワイヤレスなら軽め(ヘッドセット全体なら標準の重さ)
- 独自機能「Superhuman Hearing Mode」搭載
- 4つの簡易プリセットで好みの音質に変えられる
- メガネゲーマーに優しいクッション構造
- 定位感は良い(3Dオーディオ対応と明記)
- ファーム更新にはPCが必要
- マイクは全指向性、環境音を拾いやすい
- 側圧が強い&調整幅が少なく頭が大きい人は厳しそう
イマイチなポイントはありますが、初めてのワイヤレスヘッドセットとしては価格も含めてかなりの好バランス。有線ではなく無線派のPS5ユーザーなら選択肢の一つにおすすめできます。
※楽天市場のTURTLE BEACH公式が一番安い+ポイントがついてお得(2022/10時点)
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