JBL QUANTUM 600
- JBLゲーミングヘッドセット
- 有線でも無線でも使える
- 側圧もちょうど良く着け心地も悪くない
- 音質、定位性全く問題なく普通に使える
- 400に比べてマイク品質アップ
- 重量346gで重い
- 実際の連続使用時間は5~7時間ほど
- 充電しながら使えない点が不便
- 頭の大きい人には窮屈かも
⇨PS5 Dualsenseに3.5mm直差し
⇨2.4GHzワイヤレス接続
今回レビューするのは『JBL』が開発したゲーミングヘッドセットQuantumシリーズの「QUANTUM 600」。
以前レビューした「QUANTUM 100」「QUANTUM 400」の上位モデルで、USB無線ドングルによる2.4GHzワイヤレス接続対応モデル。
400同様、PC向けにカスタマイズされており、7.1chサラウンド・RGB・EQ・マイク設定などはPCでのみ使用可能です。
※PS5はTempest 3Dオーディオが使えます
400に比べると高級感が増してマイク品質アップ、無線接続対応になったモデルです。
800からBluetoothとノイキャンを排除したようなスペック。Bluetooth接続を使わないのであれば600は選択肢の一つになりそうです。
定価14,800円、タイムセール時でも13,000円ほどなのでヘッドセットでは比較的高価。この価格帯なら他にも色々選択肢があるので特別おすすめできるかは微妙…。
個人的には充電がめんどくさいので有線一択です。
特に不満の無い音質
ゲーミングのために専用開発した音響技術「JBL QuantumSOUND Signature」により、リアルな没入感と正確な音の位置情報を実現している、とのこと。
有線・無線共に音の違いはわずか。というより管理人には違いは分かりません。
ただ、有線で使うつもりなら600ではなく、最初から有線モデルを買った方が断然音質は良くなります。
音の傾向としては400と同じように感じます。無駄に低音を強くしていないフラット気味なので聴きやすいです。逆に言うと低音バリバリに効かせてほしい人には少し物足りないかもしれません。
100・400と同様、他ヘッドセットと比べると少し籠っている印象ですが遊び始めると気にならないレベルです。
パソコンなら
- イコライザー
- JBL Quantum SURROUND
- マイクレベル調整
- RGB
などの機能も使用可能。管理人はパソコンで使用するつもりはないので気になる方は他レビューを参照ください。
着け心地は良い
メモリーフォームイヤークッションを採用。長時間プレイも快適に過ごせるよう設計されています。
QUANTUMシリーズはどのモデルも着け心地が良いのが特徴です(100以外)。イヤーパッドが厚めでフカフカ。側圧もほど良くメガネゲーマーでも安心しておすすめできる装着感になっています。
12段階まで調節できますが、頭の大きい人だと窮屈かもしれません。頭囲約58cmの管理人でも9~10段階目ぐらいがちょうどいい感じです。
側圧は強くもなく弱くもなく
個人的には標準(頭囲約58cm)。他ヘッドセットとの比較は
- Turtle Beach Stealth 600 Gen2:8.5
- DROP+ PC38X:7.5
- PULSE3D:7
- QUANTUM 600:5
- EPOS H3:5
- Logicool G433BK:4.5
- HyperX Cloud Alpha:3
- ATH-GL3:0
個人的にはこんな感じ。「QUANTUM 400」と同程度です。弱すぎず、そこまで強くもないちょうどいい強さだと思います。
耳をすっぽり覆うタイプで密閉感はわりと感じます。周りの音はそこそこ遮断できるのでゲームの世界に没頭できそうです。
無線・有線で使える
無線で音ゲーを遊んでも体感では遅延はありません。他口コミやレビューでも気になる遅延は無いとのことなので安心して使えそうです。
充電が切れている時でも有線でも使えるのはありがたいです。ただし有線時はヘッドホン側で音量調節ができない仕様になっている点は注意。
充電がUSB-Cなのも高ポイント。
連続使用時間が7時間ほど
スペック上の連続使用時間は14時間(RGBオフ)。ただし実際の連続使用時間はこれよりもだいぶ少ない7時間ほどのことが多いです。
ほとんどの人はそこまで長時間ゲームすることの方が少ないと思いますが、長ければ長い方がいいことは確か。充電めんどくさいですし。
しかも充電しながら無線接続は使えない残念仕様。充電が切れた場合は有線で遊びましょう。
USBドングルが長すぎる
けっこう長め。スペースを空けたり、引っかけないように注意しましょう。
346gはやっぱり重たい
やはり約350gという重さが気になります。
「ヘッドセットは軽さが命」と思ってる管理人には長時間着け続けるのは厳しい。無線だと重たくなりがちなので有線一択です。
有線だと250g前後の重さ・音質・着け心地・作りなどで良いバランスになっている印象です。
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外観&スペック情報
外観
QUANTUMシリーズは全て外箱が派手
シンプルなデザインで好印象
100や400に比べると高級感がかなり増しています
PCで使うと両サイドの文字が光るようです。光らせたいならPCで使いましょう
マイクの着脱は不可。マイクはフリップアップするとミュートになります
6目盛り・12段階で調整可能
頭の大きい人にはもしかしたら合わない…かも
イヤーパッドはメモリーフォームイヤークッション採用していて長時間のゲームにも快適に過ごせるよう設計されている、とのこと
厚めでフカフカな素材のため着け心地は○
ヘッドバンド部分は可もなく不可もなく普通です
全体的にクッションが付いていてフィット感は増しています
左側にコード類・マイク・ゲームオーディオチャットバランスダイヤル・ボリューム調節ダイヤル・マイクミュートボタンがあります
右側には電源
シンプルでどんな人でも使いやすいデザイン。高級感もありますし見た目で選ぶのも悪くないかもしれません
スペック情報
JBL QUANTUM 400 | |
---|---|
重量 | 約346g ※ケーブル・マイク含む |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
感度 | ? |
インピーダンス | 32Ω |
接続方法 | 3.5mm USB 2.4GHzワイヤレス接続 |
商品ページ | ー |
仕様書(PDF) | ー |
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QUANTUMシリーズとの比較
JBL QUANTUMシリーズをいくつか購入したので簡単に比較していきます。
購入したのは
- JBL QUANTUM 100
- JBL QUANTUM 400
- JBL QUANTUM 600
の3つ。800・ONEも機会があれば購入したいと思います(めちゃくちゃ高いんで機会があれば…)。
【結論】
管理人が3モデルを比較して出した結論としては以下の通り⇩
- できるだけ予算を抑えたいなら100は魅力的
- 個人的には400以上を買った方が長期的に見て幸せになれる
- 無線派なら600も視野に
です。
予算が許されるなら絶対に400のほうが長い目で見て快適なゲームプレイができると思います。予算に限りがあるなら100でも十分満足いくヘッドセットではありますが…。
管理人が今から3つのうちどれを買うかといえば間違いなく400。
400はどちらかというとPCユーザー向けな印象ですが、100よりも着け心地の快適さが全然違います。
無線派の人は600でもいいですが、音質や性能面では400とあまり変わらない印象。見た目の高級感やマイク品質は良くなっています。
スペック比較
※QuantumSURROUND、RGBはパソコンのみの機能
外観比較
フカフカ度・厚さ・触り心地すべてで
600>400>100
です。高くなればなるほど着け心地は良くなります。
ヘッドバンドも同様、数字が大きくなればなるほど作りが良くなります。
100のみ有線部分は取り外し不可になっています。マイクは着脱可能。
400・600はマイクは跳ね上げ式です。
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レビューまとめ
- JBLゲーミングヘッドセット
- 有線でも無線でも使える
- 側圧もちょうど良く着け心地も悪くない
- 音質、定位性全く問題なく普通に使える
- 400に比べてマイク品質アップ
- 重量346gで重い
- 実際の連続使用時間は5~7時間ほど
- 充電しながら使えない点が不便
- 頭の大きい人には窮屈かも
JBLのゲーミングヘッドセットシリーズ「QUANTUM 600」を紹介しました。
良いヘッドセットだと思いますが、PC向けであること・まあまあ重いことを考慮するとコスパ的には微妙…かも。
JBLブランドが好き・デザインが好み・着け心地を重視などの方はぜひとも検討してみてください。
以上、JBLヘッドセット「QUANTUM 600」PS5使用レビューでした。
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