JBL QUANTUM 400
- JBLゲーミングヘッドセット
- 実売価格は約7,000円前後(2022/2現在)
- 約274gとヘッドセットでは標準やや軽め
- 側圧もちょうど良く着け心地も悪くない
- 音質、定位性全く問題なく普通に使える
- 特に不満の無いバランスの良いヘッドセット
- ただ、頭の大きい人には窮屈かも
⇨PS5 Dualsenseに3.5mm直差し
今回レビューするのは『JBL』が開発したゲーミングヘッドセットQuantumシリーズの「QUANTUM 400」。
以前レビューした「QUANTUM 100」の上位モデルです。
CS機向けというよりはPCゲーマー向けにカスタマイズされており、7.1chサラウンド・RGB・EQ・マイク設定などはPCでのみ使用可能。
※PS5はTempest 3Dオーディオが使えます
全ての機能は使えませんがPS5でも問題なく使えます。
実売価格(2022/2時点)で少しだけ高くなりますが、管理人は100と400なら着け心地で断然400を選びます。
管理人としては「特に不満が少ないバランスの良いヘッドセット」という評価です。
ただ7,000円の400ならあと3,000円出して「EPOS H3」を選びます。長い間使うものなので少しでも快適&良い音の方がトータルで考えると幸せになれるので。
比較的軽くて着け心地も良い
約274gとヘッドセットでは標準、やや軽いぐらい。
100同様、メモリーフォームイヤークッションを採用。長時間プレイも快適に過ごせるよう設計されています。
とのことですが、着け心地は断然400の方が良いですね。メガネゲーマーでも安心の着け心地です。
400はフカフカで柔らかくて側圧もほど良い感じ。100は厚さも柔らかさも不十分で着け心地が悪く、予算が許すなら400がおすすめです。
側圧は強くも弱くもない
側圧は個人的には標準の強さ(頭囲約58cm)。他のヘッドセットとの比較は
- Turtle Beach Stealth 600 Gen2:8.5
- DROP+ PC38X:7.5
- PULSE3D:7
- JBL QUANTUM 100:6.5
- JBL QUANTUM 400:5
- EPOS H3:5
- Logicool G433BK:4.5
- HyperX Cloud Alpha:3
- ATH-GL3:0
個人的にはこんな感じです。
弱すぎず、そこまで強くもないちょうどいい強さだと思います。しっかりと締め付けてほしい人には物足りないかもしれません。
耳をすっぽり覆うタイプで密閉感はわりと感じます。周りの音はそこそこ遮断できるのでゲームの世界に没頭できそうです。
特に不満の無い音質
ゲーミングのために専用開発した音響技術「JBL QuantumSOUND Signature」により、リアルな没入感と正確な音の位置情報を実現している、とのこと。
100よりも低音は強めだが、傾向としては同じくフラットに聴こえます。50mmドライバーを搭載しており音量不足ということはありません。
100と同様、他ヘッドセットと比べると少し籠っている印象ですが遊び始めると気にならないレベルです。
パソコンなら
- イコライザー
- JBL Quantum SURROUND
- マイクレベル調整
- RGB
などの機能も使用可能。ここでは詳しくレビューしないので他ブログ等を参照ください。
3.5mmとUSBで接続できる
400では3.5mmに加え、USB-Aでも接続可能。
PS5で使うなら3.5mmで十分ですが、PCでカスタマイズして使うならUSB接続はありがたい人も多そうです。
蒸れやすい(密閉性が高いのでしかたない)
密閉性の高いヘッドセットなので夏はかなり蒸れます。冬でも長時間遊んでいるとまあまあ蒸れます。
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外観&スペック情報
外観画像
100同様派手な外箱
シンプルなデザインで好印象
PCで使うと両サイドの文字が光るようです。光らせたいならPCで使いましょう
マイクの着脱は不可。マイクはフリップアップするとミュートになります
6目盛り・12段階で調整可能
頭の大きい人にはもしかしたら合わない…かも
イヤーパッドはメモリーフォームイヤークッション採用していて長時間のゲームにも快適に過ごせるよう設計されている、とのこと
厚めでフカフカな素材のため着け心地は○
ヘッドバンド部分は可もなく不可もなく普通です
100と比べると全体的にクッションが付いていてフィット感は増しています
左側にコード類・マイク・ゲームオーディオチャットバランスダイヤル・ボリューム調節ダイヤル・マイクミュートボタンがあります
シンプルでどんな人でも使いやすいデザインです
ただ、100に比べると見た目も作りもしっかりしてますが、よく見るとプラスチックが安っぽい印象。そのおかげで軽いので良しとしましょう
スペック情報
JBL QUANTUM 400 | |
---|---|
重量 | 約274g ※ケーブル・マイク含む |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
感度 | 98db |
インピーダンス | 32Ω |
接続方法 | 3.5mm USB |
商品ページ | https://jp.jbl.com/QUANTUM400 |
仕様書(PDF) | https://jp.jbl.com/ |
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QUANTUMシリーズとの比較
JBL QUANTUMシリーズをいくつか購入したので簡単に比較していきます。
購入したのは
- JBL QUANTUM 100
- JBL QUANTUM 400
- JBL QUANTUM 600
の3つ。
800・ONEも機会があれば購入したいと思います(めちゃくちゃ高いんで機会があれば…)。
【結論】バランスの良いヘッドセット
管理人が3モデルを比較して出した結論としては以下の通り⇩
- できるだけ予算を抑えたいなら100は魅力的
- 個人的には400以上を買った方が長期的に見て幸せになれる
- 無線派なら600も視野に
です。
予算が許されるなら絶対に400のほうが長い目で見て快適なゲームプレイができると思います。予算に限りがあるなら100でも十分満足いくヘッドセットではありますが…。
管理人が今から3つのうちどれを買うかといえば間違いなく400。
400はどちらかというとPCユーザー向けな印象ですが、100よりも着け心地の快適さが全然違います。
無線派の人は600でもいいですが、性能面では400とあまり変わらない印象です。
スペック比較
※QuantumSURROUND、RGBはパソコンのみの機能
外観比較
フカフカ度・厚さ・触り心地すべてで
600>400>100
です。高くなればなるほど着け心地は良くなります。
ヘッドバンドも同様、数字が大きくなればなるほど作りが良くなります。
100のみ有線部分は取り外し不可になっています。マイクは着脱可能。
400・600はマイクは跳ね上げ式です。
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レビューまとめ
- JBLゲーミングヘッドセット
- 実売価格は約7,000円前後(2022/2現在)
- 約274gと比較的軽量
- 側圧もちょうど良く着け心地も悪くない
- 音質、定位性全く問題なく普通に使える
- 特に不満の無いバランスの良いヘッドセット
JBLのゲーミングヘッドセットシリーズ「QUANTUM 400」を紹介しました。
特に不満も見当たらず、クセの少ないヘッドセットです。「少し良い有線ヘッドセットを使ってみたい」って方にはぴったりかと思います。
以上、JBL有線ヘッドセット「QUANTUM 400」PS5使用レビューでした。
ただ7,000円の400ならあと3,000円出して「EPOS H3」を選びます。長い間使うものなので少しでも快適&良い音の方がトータルで考えると幸せになれるはず。
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