TURTLE BEACH「Recon 200」
- バッテリー駆動型アンプを内蔵することで安定した出力が可能
- 内蔵アンプによるブーストで低音を強調し迫力あるサウンドに
- マイク跳ね上げでミュート
- 金属製パーツを採用し耐久性を強化
- マイクモニタリング機能でマイク音量調整がしやすい
- 側圧は強い
- 有線ヘッドセットなのに充電が必要
- 頭の大きい人は要注意
⇨PS5 Dualsenseに3.5mm直差し
今回レビューするのはTURTLE BEACHの密閉型有線ゲーミングヘッドセット「Recon 200」。
管理人の結論としては
“同価格帯では珍しい強めの低音が魅力。ただし有線ヘッドセットなのに充電が必要な点が大幅マイナスポイント”
です。
同価格帯のモデルに比べ「充電することで安定した出力と低音ブーストが可能!」とはいえ、それなら利便性を取って無線ヘッドセットを選ぶかな…。
40mmスピーカー&アンプ内蔵で低音が強い
バッテリー駆動型アンプを内蔵することで安定した出力&低音ブーストが可能に。
同価格帯のヘッドセットに比べると低音が強調され、BGMや効果音でかなりの迫力を感じます。
ゲーミングヘッドセットでは珍しく低音強めの中高音は弱め。
中高音が強めなモデルが多い中、低音寄りのヘッドセットを探しているなら選択肢になり得るのではないでしょうか。
低音だけではなく全体的にも6,000円程度のヘッドセットとしては良バランスな印象です。
定位性には特に不満無し
定位性についてはやや気になるが、普通にプレイする分には特に問題なし。
アストロプレイルーム・スパイダーマン・GT7等で試したところ、音の方向性はある程度把握できます。
これはPS5独自のTempest 3D オーディオ機能のおかげってのも大きな理由でしょう。
定位性に関しては純正「PULSE 3D」が圧倒的に優秀ですね。さすが専用にチューニングしているだけのことはあります。
約270gと比較的軽量
ゲーミングヘッドセットでは比較的軽い部類の約270g。数時間続けて使うヘッドセットは軽さが正義なのでこれは高ポイントです(あと20gほど軽いとなお良しですが…)。
いくつかレビュー記事を書いていますが、管理人のヘッドセット選びの最優先事項は「軽さ」。次いで着け心地、音の好みあたりですね。
イヤーパッドは合皮製の形状記憶フォームクッション。
イヤークッションは柔らかくて着け心地は悪くないですが、ヘッドセット自体が少し変わった形なので使い始めは違和感(他と比べて横に広い)。
密閉感は強め。
側圧は強い(頭囲約58cm)
他ヘッドセットとの比較
- Turtle Beach Recon 200:9.5
- Turtle Beach Stealth 600 Gen2:8.5
- DROP+ PC38X:7.5
- PULSE3D:7
- EPOS H3:5
- Logicool G433BK:4.5
- HyperX Cloud Alpha:3
- ATH-GL3:0
個人的にはこんな感じ。ほど良く側圧がある方が好みですが本機はかなり強め。長時間は絶対に無理です。
サイズ調整幅が少なく、管理人でもいっぱいいっぱい広げて使ってます。頭の大きい人は要注意です。
マイクは問題なし(跳ね上げ時ミュートも便利)
Discord認証の無指向性マイク。マイク位置が左頬付近にあり口から遠い仕様のためか、少し声を拾いにくい気もします。
ただ音質についてはノイズ等は特に感じずVCでは普通に使えます。ただ、配信者など音にこだわっている方はもう少しお金をかけましょう。
マイクを使わない時はパッとミュートできるのは便利。
マイクモニタリングで音量調整が簡単
マスター音量・可変マイクモニタリング用がオンボードでコントロールされているので、ヘッドセット内部で自分自身の声を聞いて音量を調整可能。
使用環境を変えても一定の音量が保てます。
頭が大きい人は注意が必要
サイズ調整の幅が狭く、そこまで頭の大きくない管理人でもいっぱいいっぱい広げて使っています。
少しでも頭が大きいことを自覚している人は要注意。
充電しないと使えない(しかもUSB-Cでもない…)
これが管理人がっかりポイント。個人的には充電が必要であれば利便性の高い無線ヘッドセットを選びたいですね。
充電用端子はマイクロUSB…タイプCじゃない…。
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外観&スペック情報
外観
付属品は本体、充電用ケーブル、説明書
無駄にピカピカしていないシンプルな外観
耳当て部分が回転するのは嬉しい
左側に音量関係、電源、充電、コード
使用するときにPS4側、もしくはXbox側にスイッチオン(Switch使用時はどちらに入れるか不明)
コードが取り外せないのが残念
イヤーパッドは合皮製の形状記憶フォームクッション
柔らかい。耳を収める部分が少し小さめ
頭頂部は気持ち程度なぺったんこのクッション
10段階のサイズ調整。目盛りもないですしクリック感も弱くて使いにくい
シンプル
スペック情報
TURTLE BEACH RECON 200 | |
---|---|
型式 | TBS-3220-01 |
重量 | 約270g |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
感度 | ーdb |
インピーダンス | 32Ω |
接続方法 | 3.5mm |
商品ページ | https://jp.turtlebeach.com/ |
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レビューまとめ
- バッテリー駆動型アンプを内蔵することで安定した出力が可能
- 内蔵アンプによるブーストで低音を強調し迫力あるサウンドに
- マイク跳ね上げでミュート
- 金属製パーツを採用し耐久性を強化
- マイクモニタリング機能でマイク音量調整がしやすい
- 側圧は強い
- 有線ヘッドセットなのに充電が必要
- 頭の大きい人は要注意
ドンシャリ傾向の強いものが多いゲーミングヘッドセットとは違い、低音に特化した珍しいモデル。
充電式のおかげでこういったメリットを出せる反面、やはり「有線なのに充電」がどうしても許せない。個人的にはナシです。
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